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『みなみ、相手を動かす』第3章より

メッセージの要件

この話で一番伝えたい1文を、誰でも1回で持ち帰れる形に絞り込む条件

つかいどころ:短い時間しかないときほど、荷物を減らして一文を具体的にする

この道具が生まれた章:エレベーターの30秒に、何を積む?

結論・理由・次の行動を一息で

メッセージを判断できる一文にする

30秒要約

よいメッセージは短いだけでなく、立場が明確で、具体的な理由があり、聴き手が次に何をすればよいか分かります。名詞の羅列を、判断可能な文へ変えます。

公開日:2026年8月18日 更新日:2026年8月18日

仕事の場面

こんなときに使う

A社の資料タイトルは「原材料価格高騰への対応について」。数字は多いのに、値上げするのか、別の対策を取るのか分かりません。

考える順番

手を動かすステップ

  1. 問いに対する立場を決める

    賛成・反対・優先順位など、言い切れる結論にします。

    残すもの:一文の結論

  2. 決め手の根拠を一つ置く

    全データではなく、その判断を変える数字を選びます。

    残すもの:結論を支える最重要根拠

  3. 行動と期限を結ぶ

    誰がいつ何をするかまで、一文か次の一文で示します。

    残すもの:持ち帰れるメッセージ

例で確認する:「検討」から「二段階で実行」へ

状況

仕入単価10%上昇で、何もしなければ営業利益1,200万円が120万円まで減ります。

考え方

一律値上げではなく、仕入改善で年間480万円、4%の価格改定で960万円を回収する案を選びます。

結論

「利益を守るため、仕入改善と4%改定を二段階で実施し、来月から顧客50社で解約影響を検証する」と伝えます。

よくあるつまずき

  • 「対応強化」「最適化」のように、立場が分からない名詞で終える。
  • 根拠を全部盛り込み、最重要の数字が埋もれる。

3分ミニ演習

「原価高騰への対応について」を判断できる一文へ直します。

  1. 結論を動詞で書く。
  2. 判断を支える数字を一つ選ぶ。
  3. 担当・期限・最初の検証を足す。
回答例を見る(先に自分で考えてから開く)

利益を守るため、仕入改善と4%の価格改定を二段階で実施し、営業部が来月から顧客50社で解約影響を検証する。

『みなみ、相手を動かす』表紙
新社会人・若手社会人・ビジネスプレゼンテーション

みなみ、相手を動かす

合ってるのに、なぜ相手は動かない?

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