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『みなみ、相手を動かす』第1章より

目的設定

この話が終わったとき、相手にどうなっていてほしいかを、話す前に先に決めること

つかいどころ:話し始める前に、情報提供・説得・合意形成のどれを求めているかを自分に問う

この道具が生まれた章:で、結局、何が言いたいの?

説明する、ではなく、何を決めてもらうか

目的を「相手の次の行動」で書く

30秒要約

プレゼンの目的は話し手の行為ではなく、終了時に聴き手が取れる次の行動で定義します。決裁内容、条件、期限まで置くと、必要な情報を削れます。

公開日:2026年8月18日 更新日:2026年8月18日

仕事の場面

こんなときに使う

A社の事業開発担当は、医療クリニック向けサービス案を役員会で説明します。資料は30枚ありますが、何を決めてほしいか書かれていません。

考える順番

手を動かすステップ

  1. 聴き手を決裁者まで特定する

    参加者ではなく、誰が次の扉を開けるかを決めます。

    残すもの:主たる聴き手と決裁権

  2. 終了時の行動を書く

    理解・共有ではなく、承認、選択、依頼など観察できる動詞にします。

    残すもの:相手に取ってほしい行動

  3. 条件と期限を足す

    金額、期間、責任者など合意範囲を限定します。

    残すもの:一文の目的宣言

例で確認する:3か月の検証承認に絞る

状況

医療市場全体の説明から始めると、役員会は論点をつかめません。

考え方

今回必要なのは全国展開の決裁ではなく、20院・予算300万円・3か月の実証承認です。

結論

目的を「役員会に、20院での3か月実証と予算300万円を本日承認してもらう」とします。

よくあるつまずき

  • 「新規事業について説明する」のように、話し手の行為で書く。
  • 最終ゴールを求めすぎて、今回決められる一歩を越える。

3分ミニ演習

A社の役員会プレゼンの目的を一文にします。

  1. 主たる決裁者を書く。
  2. 終了時に取ってほしい行動を書く。
  3. 金額・期間・対象範囲を足す。
回答例を見る(先に自分で考えてから開く)

役員会に、医療クリニック20院で行う3か月の実証と予算300万円を本日承認してもらう。

『みなみ、相手を動かす』表紙
新社会人・若手社会人・ビジネスプレゼンテーション

みなみ、相手を動かす

合ってるのに、なぜ相手は動かない?

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