第6講座 / 全6講座
相手に届く形へ組み直す
自分が考えた順番をそのまま話すのではなく、相手が知りたいことから結論と根拠を組み直せるようになる。
まず知っておきたいこと
よく考えた結論でも、相手が「自分に何が関係あるのか」をつかめなければ、伝わりません。説明の順番は、考えた順番と同じである必要はありません。
まず相手が判断したいことを考え、結論を一文で置きます。その結論を支える理由を二つか三つに絞り、事実や具体例で支えます。
オリジナルの場面
同じ提案を、二人に伝える
共有スペースの運用を変える提案を、利用する人と管理する人に伝えることになりました。提案内容は同じでも、二人が気にする点は同じではありません。
それぞれの相手が最初に知りたいことは何でしょうか。
先に、自分で考えてみる
「全部説明する」前に、相手の判断を助ける骨組みを作ります。
- 相手がすでに知っていること、心配しそうなこと、期待しそうなことを分ける。
- 結論を一文で書き、その理由を二つか三つに絞る。
- 各理由に、「なぜそう言えるか」を支える事実や例を一つずつ置く。
考え方の例を開く
利用者と管理者では、同じ提案でも結論を支える理由の順番を変えられます。
- 利用する人へ混む時間でも使いやすくなること、予約の手間が増えすぎないこと、試行後に見直せることを先に伝える。
- 管理する人へ安全に運用できること、対応時間が増えすぎないこと、混雑を測る方法があることを先に伝える。
- 共通の骨組み結論を一つ置き、理由を絞り、根拠を添える。相手に合わせて変えるのは、理由の見せ方と順番。
相手に合わせることは、結論を曲げることではありません。相手が判断できる形に、考えの骨組みを整えることです。
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