『行事局、数字に、聞いてみた。』第8章より
「期待」を、数字にする
かくりつ平均
それぞれの結果に、起こりやすさ(確率)をかけて足し合わせた、重みつきの平均。どちらが「平均的に」得かが分かる。
つかいどころ:不確実な選択肢どうしを比べたいとき。ただし、かくりつ平均が高い方が、いつでも正解とは限らない。リスクをどれだけ避けたいかも、あわせて考える。
おうちの方へ
「期待値」は、確率と結果の大きさをかけ合わせて比べる、意思決定の基本的な考え方です。ただし、この章で描いたとおり、期待値が高い方を選ぶことが、いつでも「正解」とは限りません。人にはそれぞれ、どれだけリスクを避けたいかという感覚(リスク許容度)があるからです。
お子さんが何かの選択で迷っているときは、「平均するとどっちが得か」だけでなく、「一番悪い結果になったとき、どれくらい困る?」も、あわせて聞いてみてください。数字の答えと、実際に選ぶ答えが、必ずしも一致しなくてよいということを伝えることも、大切な学びです。
