第4講座 / 全6講座

情報で確かめる

都合のよい情報だけを集めず、出どころと反対の可能性を確かめて、仮の答えを更新できるようになる。

まず知っておきたいこと

情報が多いほど、正しいとは限りません。同じ話が何度も引用されているだけかもしれませんし、事実と解釈が一つの文に混ざっていることもあります。

確かめるときは、誰が最初に言ったのか、何が実際に起きたのか、自分の仮説と合わない材料はないかを順に見ます。仮説が変わることは、考えが前に進んだしるしです。

オリジナルの場面

広まった「新ルール」の投稿

地域のグループチャットに、「来月から公共施設は学生だけでは使えなくなる」という投稿が流れました。多くの人が不満を書いていますが、投稿には出典がありません。

共有や反論をする前に、どの順で確かめますか。

先に、自分で考えてみる

投稿の勢いではなく、確かめられる材料に注目します。

  1. 投稿に書かれている事実と、投稿者の評価を分ける。
  2. 最初の出どころと、公式に確認できる情報を探す。
  3. 「制度が変わる」という仮説が外れるなら、どんな情報が見つかるはずかを考える。
考え方の例を開く

不安を感じたこと自体は大切です。ただし、投稿の文面だけで結論を出す必要はありません。

  1. 出どころを見る投稿の元になった案内、会議記録、施設の公式案内があるかを確認する。
  2. 言葉をほどく「使えなくなる」が、利用禁止なのか、予約方法の変更なのか、対象施設の一部なのかを確かめる。
  3. 反対の材料も探すこれまでどおり利用できるという案内や、例外条件がないかを確認する。

確かめることは、誰かを疑うことではありません。事実に近づき、誤った判断を減らすための前向きな作業です。

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