第3講座 / 全6講座
仮の答えを置く
思いつきを結論にせず、「今ある材料からの仮の答え」として置き、確かめる行動につなげられるようになる。
まず知っておきたいこと
仮説は、当てずっぽうではありません。今ある手がかりから「ひとまずこうかもしれない」と置く、検証のための出発点です。
仮の答えを置くと、何でも集めるのではなく、「この答えが正しいなら、何が見えるはずか」を確かめにいけます。外れたときも失敗ではなく、別の可能性を探す手がかりになります。
オリジナルの場面
予約が直前に取り消される
地域の学習会では、参加予約が多いのに当日直前の取り消しも目立ちます。運営側は「参加意欲が低い」と考え始めています。
最初に置く仮説と、それが正しければ確かめられそうなことを一組作りましょう。
先に、自分で考えてみる
「理由はこれだ」と決めず、検証できる文に変えます。
- 手元にある事実と、まだ分からないことを分ける。
- 「〜かもしれない」を一つ選び、その理由になる手がかりを書く。
- 仮説が正しい場合と違う場合に、どんな違いが見えるかを考える。
考え方の例を開く
予約の取り消しだけを見て、参加意欲まで決める必要はありません。
- 仮の答え開始時刻が予定と合わせにくく、参加したい人も間に合わなくなっているのかもしれない。
- 確かめること取り消しが多い回と少ない回で、曜日・開始時刻・参加者の属性に違いがあるかを見る。
- 外れた場合時刻に差がなければ、申込方法、案内内容、会の設計など別の観点を調べる。
仮説は結論を急ぐためのものではなく、限られた時間をどこに使うか決めるためのものです。
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