見える化する · 2 / 6
別財布でも、家計の全体を見える化する
財布を一つにすることと、家計を一緒に把握することは別です。
こんな場面で
収入も口座も別々。でも家賃、子どもの費用、貯蓄は二人の暮らしに関わっている。こうした家計では、個人の残高だけを見ても全体の判断がしにくくなります。
まず、問いを置く
「誰のお金か」ではなく、「暮らし全体で何が起きているか」を見るには、何を並べればよいでしょうか。
考える順番
急いで答えを出さない、3つの段階
- 1
入口をそろえる
給与明細などで、毎月の手取りを確認します。額面ではなく、暮らしに使える金額から始めると、二人の数字を同じ土台に置けます。
- 2
共同の支出を分ける
住居、食費、子ども、保険、通信など、暮らしに共通する支出を一度並べます。誰が払っているかは、あとで負担を考えるための情報として記しておきます。
- 3
見えない重複と漏れを探す
同じ目的の支出が二つないか、反対に誰も見ていない支出がないかを確かめます。ここでは削ることより、把握することを優先します。
手元に書き出す
家計の全体図
正確な金額を出せなくても構いません。まずは項目と、誰が確認できるかを書きます。
- 毎月の手取り(各自)
- 二人に共通する支出
- 貯蓄・投資・借入で共有したい項目
紙やメモアプリに、まず一言ずつ書いてみてください。これは計算結果や個別の選択を示すツールではありません。
考える道具につなぐ
数字のうらどり
「たぶんこのくらい」を、実際の数字で確かめる道具です。
考える道具を読む →確認に使える一次資料
制度や数値は変わることがあります。利用・手続きの前には、必ず最新の公式情報を確認してください。