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『行事局、数字に、聞いてみた。』第12章より

今は決めない、という決め方

決めないという決め方

今すぐ全部を決めるのではなく、情報が増えるまで待った方がいい部分は、あえて保留にしておく。決めないこと自体にも、価値がある。

つかいどころ:まだ分からないことがあって、今すぐ全部を決めると、あとで困りそうなとき。「今、決めるべきこと」と「あとで決めた方がいいこと」を、まず分けて考える。

おうちの方へ

「決めないこと」は、ときに「優柔不断」と受け取られがちですが、情報が不足している段階であえて判断を保留し、情報がそろってから決める、というのも立派な意思決定の一つです。これは「リアルオプション」と呼ばれる考え方で、ビジネスの投資判断などでも使われています。

お子さんが「早く決めなきゃ」と焦っているときは、「それ、今決めないといけないこと? それとも、もう少し待って決めた方がいいこと?」と聞いてみてください。すべてを急いで決める必要はなく、待つことに価値がある場面もある、と伝えてあげることが、じっくり考える力を育てます。

『行事局、数字に、聞いてみた。』表紙
中学生・定量分析・意思決定

行事局、数字に、聞いてみた。

「なんとなく」で決めるのは、もうやめた。

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