第2講座 / 全6講座

論点を分ける

思いついた情報を集める前に、「何を確かめれば答えに近づくか」を問いのセットとして並べられるようになる。

まず知っておきたいこと

問いを決めても、いきなり検索や聞き取りを始めると、目についた情報だけが増えがちです。そこで、答えを出すために必要な観点を、先に小さな問いへ分けます。

分け方は一つではありません。大切なのは、今の問いに答えるために役立つか、同じことを二度数えていないか、見ていない人の立場が抜けていないかです。

オリジナルの場面

参加者が集まらない勉強会

放課後や業務後に開いている勉強会の参加者が減っています。「内容が面白くないからだ」と決めつけず、原因を探るための観点を考えます。

参加者が減った理由を確かめるために、どんな問いを三つ以上置きますか。

先に、自分で考えてみる

原因を当てにいくのではなく、答えに近づくための地図を作ります。

  1. 参加するまでの流れを、知る・申し込む・参加する・続ける、のように分ける。
  2. 参加者だけでなく、参加しなくなった人・運営する人の見方も並べる。
  3. 各観点を「〜だからか?」ではなく、「何が起きているか?」という問いで書く。
考え方の例を開く

「内容が悪い」という仮の答えを一度横に置き、参加までの流れで分けると、調べることが具体的になります。

  1. 知る開催の知らせは、参加してほしい人に届いているか。
  2. 参加できる時間、場所、オンライン参加の可否に障害はないか。
  3. また来たい内容、雰囲気、得られるものは、参加者の期待に合っているか。

枠組みは正解の一覧ではありません。何を調べればよいかを、チームで共有するための見取り図です。

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