『新聞部、うわさの答え合わせ。』第2章より
それ、事実? それとも「思った」だけ?
色分けルール
「たしかにあったこと(事実)」と「思ったこと(意見)」を、色を分けるように、はっきり区別する。
つかいどころ:「こわい」「すごい」など、気もちの言葉が出てきたら、その理由になっている「事実」をさがす。
おうちの方へ
お子さんが「〇〇くんは意地悪だ」「〇〇先生はいい先生だ」というように、人物への評価を口にすることはよくあります。そんなときにおすすめなのが、「具体的には、どんなことがあったの?」とたずねることです。頭ごなしに「決めつけちゃダメ」と否定するのではなく、意見のもとになった事実を一緒に思い出す作業を、手伝ってあげてください。
たとえば「〇〇先生、きらい」と言われたら、「そうなんだ。何かされたの?」と、まず事実をたずねてみましょう。事実をふり返るうちに、子ども自身が「あ、よく考えたら、そんなに悪い人じゃないかも」と、自分の力で印象を見直すことがよくあります。逆に、事実がはっきりしているのに意見を否定されると、子どもは「分かってもらえない」と感じてしまうので、まずは気もちを受け止めてから、事実の話に進むのがコツです。
